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Arne Jacobsen 'Drop' chair, from the SAS Royal Hotel, Copenhagen circa 1958

Arne Jacobsen 'Drop' chair, from the SAS Royal Hotel, Copenhagen circa 1958

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'Drop' chair, from the SAS Royal Hotel, Copenhagen

circa 1958
Leather, copper-plated steel.
85.3 x 46 x 55.6 cm (33 5/8 x 18 1/8 x 21 7/8 in.)
Manufactured by Fritz Hansen, Copenhagen, Denmark.

 

Drop Chairには、1980年代後半、SASホテルが廃棄しようとしていた椅子を救い出した人物がいたという有名な逸話があります。そのエピソードをきっかけに、アルネ・ヤコブセンのこの椅子はヴィンテージ市場で伝説的な存在となりました。

ヤコブセンのプロダクトは、現在もフリッツ・ハンセンから正規に販売されています。そのためヴィンテージと現行品の境界が非常に曖昧で、コレクター泣かせのデザイナーとも言えます。

私が2002年にヴィンテージ家具店を始めた頃、アルネ・ヤコブセンのドロップチェアはまさに幻の椅子でした。翌2004年、デンマークのディーラーから、SASホテルの客室で使われていた布張りのドロップチェアを100万円で購入したのをよく覚えています。椅子にこれほどの金額を支払ったのは初めてのことでした。当時、フィン・ユールのNo.45が60万円、プルーヴェのスタンダードチェアが20万円で買えた時代ですから、そのインパクトは大きかった。

その後、フリッツ・ハンセンから正規に復刻版が発売された際は本当に驚きました。市場に一気に流通が増えたことで、ヴィンテージのドロップチェアの価格は急落しました。

それでもなお、SASホテルのバーで使われていた特別仕様──革張りで銅挽き脚のドロップチェアは、現在でもヴィンテージ市場で高い人気を誇っています。バーには当時およそ50脚の椅子が置かれており、そのうち現存しているのは20脚程度だと言われています。オリジナルの革張りが残っているのはわずか2脚のみとも聞きます。多くは1980年代に引き上げられた際、革が張り替えられたとも言われていますが、その真偽は定かではありません。

写真 Simon Narita

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