Marc Newson Set of four "Carbon" chairs 2008 Edition 100

展示概要

• この作品は、Gagosianギャラリー（Davies Street, ロンドン）で、2008年3月4日〜4月19日まで開催された展示に出展されました

素材とデザインの特性

• 主材はカーボンファイバー。ニューソンは、既存の形状を極めて異なる素材で再考する試みとしてこの椅子を制作しました。

• ニッケル製の「Nickel Chair」のような、“光沢があり液体のように重量感のある”質感の反対となる、“暗く吸収的で軽量なフォルム”をこのカーボンチェアでは実現しています 。

フォルム・構成

• 全体がシームレス（一体成形）で作られており、接合部のない滑らかで洗練されたシルエットが特徴です。

• ニューソンは「時には素材から、時にはアイデアから作品制作を始める」と語っており、本作はまさに素材そのものから発想された作品の代表例です。

写真Simon Narita