Shiro Kuramata model R401 early model made by Terada Tekkojo
Shiro Kuramata model R401 early model made by Terada Tekkojo
通常価格
¥1,182,500 JPY
通常価格
セール価格
¥1,182,500 JPY
単価
/
あたり
Designer: Shiro Kuramata
Manufactured by Terada Tekkojo
Year: 1982
こちらの椅子は1980年代よりオランダのUMS-PASTOEより製品化され販売されています。紹介の椅子はそれ以前のIDEEから発売されたモデルです。
エキスパンドメタルは倉俣さんの代表作 How Hi the Moonにも用いられ、寺田鉄工所で製造されています。それより前に倉俣さんがエキスパンドメタルでの椅子を製造したのがこちらのモデルになります。アームのないバージョンなどもPhillipsで出品されているのを見た事があります。エキスパンドメタルが一枚で整形されており、座ると若干テンションが掛かり座り心地をサポートしてくれます。倉俣さんはたしか 野球場のネットに例えて、見ようと思えばみれるが、気にしなければ気にならない、、そんなようなことを言ったと僕の記憶にあります。(すいません、たくさんあった書籍は全てコネクト解体時に廃棄していますので、、)その言葉を思ってこの椅子をみると不思議とそう見えるのも倉俣マジックなのかもしれません。
この椅子の来歴が面白い。IDEEからの依頼で椅子を製造していた寺田鉄工所の廃業に伴う解体を依頼された業者が持ち帰った椅子です。解体に際して多くの倉俣作品が廃棄されたようです。この解体業者が気に入った椅子を数脚事務所に持ち帰り使用していたそうです。それを今回の委託者様が手に入れました。
この椅子を購入された方にはアルバムをプレゼントします。
写真 Simon Narita